初産の出産レポート・アラフォーの長かった14時間

大変ごぶさたしておりました!

4月30日に元気な子供が産まれました

ただいま育児の真っ最中ですが、1か月も経つとだいぶ落ち着いてきたのでぼちぼちブログを再開しようかなと思っています

出産の体験は壮絶でしたけど、あまり時間が経つと忘れてしまいそうなので書き残しておきます

satt自身も出産予定日が近くなった時に、色んな人の出産体験ブログを読ませていただいて参考にさせてもらいました

初めての事だとわからない事だらけで不安になるので、私の体験談も誰かの役に立つといいなーと思います

予定日超過

予定日は4月22日でした

その予定日というのも、前に函館の病院で決められた予定日だったので、札幌の出産をする病院では疑問を感じる日にちだったようです

普通は最終月経日から計算していくそうですが、函館の病院では子供の大きさを測って予定日を確定したので、本来の予定日よりも早いという事でした

なので、普通は4月28日に設定するべきだったと言われました

だから先生としても予定日を22日として考えるのか、28日として考えるのか迷っているようでした

予定日から2週間も遅れてしまうと胎盤が栄養を運べなくなるそうで、そこまでは待てないと言われました

入院の予約

結局、先生は元々の22日の予定日を基準として考えることにしたようでした

4月に入ってから子宮口がどのくらい開いているかの内診が始まりましたが、全く開いてないとの事でした

26日(40週4日)には入院する日にちまで決まってしまいました

「5月1日に入院して、その日は陣痛促進剤をします。それでも産まれなかったら帝王切開だね。」との事でした

あらあら帝王切開・・

今まで二回も入院経験があるsattですが、あまり見えるところを切られた事が無いのでいよいよお腹切られちゃうのかぁーと思いました

まあ、なんとかなるだろうと思いながらも、一応帝王切開を経験した人の体験談もネットで読んでおきました

陣痛きた!

入院予定の前日の4月30日

いよいよ陣痛がきました

お腹の赤ちゃん的に、陣痛促進剤も帝王切開も嫌だったのかもしれませんね

AM3:00

なぜか目が覚めました

普段なら猫に起こされる以外では起きない時間に目が覚めました

よくわかんないけどトイレに行ってすぐ寝ました

AM3:30

あれ?なんかお腹痛いで目覚めました

もしかして陣痛???と思いつつも、あまりに弱い痛みなので気にしないで寝ようと思いました

この時点ではまだ寝ぼけてます

AM3:40

また腹痛が・・

これはやはり来たかもしれないと、慌てて陣痛の間隔を測定できるスマホのアプリ「陣痛きたかも」をダウンロードしました

陣痛が続いた時間と、前回からの間隔をはかれます

最初の間隔は8分・・・えっ?

初産の人は10分を切ったら電話して下さいって言われてたんですけど?

最初から8分って大丈夫だろうかという疑問がわきました

陣痛の痛み

男の人にはわからないと思いますが、最初の方の陣痛の痛みは生理痛よりも全然痛くないです

生理痛の痛さに似てますって看護師さんに言われてましたが、どっちかというと大便が出る前のお腹の痛みに似てますね

なのでこれはもしや、ただ大きい方をしたいだけなんじゃないかと何度も思いました

そして実際に早朝5時から4度も出ました(笑)

病院に行って、これ陣痛じゃありませんね~と言われたらどうしようと本気で考えてました

そんな軽い痛みも少しずつ強さが増していきました

AM6:30

病院に電話

まだ痛みが弱いのであれば、病院に来ても家で様子を見てもいいと言われました

家にいる事にしました

朝食をとってお風呂に入る事にしました

陣痛は平均して1分15秒くらい続いて、間隔は短くて3分長くて16分くらいでした

なので痛くない時にご飯を食べるという感じでした

いよいよ病院へ

お風呂からも上がり、病院に行く用意もできて後は痛みが強くなるのを待つばかりでした

まだ我慢はできるけど、病院に行って「もういつ生まれても大丈夫!」という気持ちにならないと、お産が進まないような気がしたので行く事にしました

AM11:00

病院にもう一度電話をして父の運転する車で病院に向かいました

GWの真っ最中でいい天気の桜が綺麗に咲く日でした

到着してすぐに内診があり、子宮口が3センチ開いていると言われました

よかった、間違いじゃなかったと少し安心しました

プレデリバリールーム(陣痛室)という個室に移動しました

着替えて、お小水をとって、モニターをお腹につけました

お昼ご飯の時間だったので、昼食を食べながら様子をみました

この調子だと早くて夕方に、遅くても今日中には産まれると言われました

なので付き添ってくれた両親は一度帰る事に、旦那さまはお昼ご飯を買ってきました

昼食が終わるとどんどん痛みが増していき、PM2:00にはアプリの「陣痛きたかも」なんてどうでもいいというぐらいの痛さになってきました

旦那さまにはずっと腰をマッサージしてもらいました

痛みに堪えるのについ体に力が入ってしまい、太ももがずーっとブルブル震えていました

生まれたばかり小鹿のような震え具合でした

えっ?みんなこんな風になるの?と思って助産師さんに聞いたら結構なるそうです

この太ももの震えは結局お産が終わるまで続きました

痛みが強くなってきたり破水したら呼んで下さいと言われ、破水したので呼んでみました

そしたら、子宮口5センチになっていました

まだ5センチかよ

10センチになったら全開大でいきむ事ができるようになります

そして、破水も少しだけ出たそうで、もっとドバーッと出るからと言われました

この時にはずっと「いきみ逃し」をしているんですが、ここが一番辛かったです

息を吸ってゆっくり吐き切る

どうしても痛いので力が入ってしまうんです

ベッドの端を強く握りしめてました

痛みも強くなり、息が上がり、もう汗がダラダラ

何かを手に持っていた方が力を入れやすいかなと思って持っていたタオルが、完全な汗拭きタオルに早変わり

こんなに汗をかくとは思っていませんでした

病院ではうちわが用意されていて、旦那さまが仰いでくれていました

でも強く仰ぎすぎて寒い

無言で手で制しました

二度目の破水で子宮口が8センチ

まだ8センチ?とついキレ気味になってしまう

もう堪えられないという痛みになってきて全開大になりました

LDRに移動

PM3:00

全開大になってからLDR(陣痛・分娩・回復室)へ移動しました

車椅子に乗って移動しましたが、まぁ遠い遠い

普通に車椅子に座っているのも辛く、入口のドアにぶつかりそうなぐらい体が斜めに傾いていたのを覚えています

分娩台に上がり、助産師さんがテキパキと準備をしていきます

足にカバーをかぶせたり、尿管を通したり

それにしても人数が少ない事に驚きました

旦那さまと助産師さん1人だけでした

もっと3人くらいいるもんだと思ってました

分娩台に上がってからいきみ始めたのですが、これがなかなか難しい

あと1時間くらいで生まれると言われていたのですが、結局2時間半もかかりました

1回の陣痛の波に合わせて3回ほど力を入れるんですが、2回目以降が踏ん張れないんです

自分の体力の無さに、もっと妊娠する前から足の筋肉をつけておけばよかったーと後悔しました

赤ちゃんは回転しながら生まれると聞いていましたが、回転しているかなんて全然感じず

出産前になると胎動が少なくなると聞いていましたが、分娩台に上がってもまだお腹の中でバタバタ足を動かしていたので全然違うじゃんと思いました

頭が見え始めてもすぽっと出てくる訳じゃないので、いきむのをやめて途中で頭が挟まってると痛い痛い痛い!とつい声が出てしまいました

出産の時に考えていた事

陣痛と陣痛の合間は痛みが無く、休憩する時間になる訳ですが、その時に色んな事を考えていました

あまりの痛みに、どうにかしてこの痛みから逃れる方法はないだろうかと・・

まぁ無いんですけどね

高いけど和通分娩にしておけばよかったかなとか

それから、あらゆる出産を経験している友達や家族の事を考えていました

みんなこんな強い痛みを我慢して何人も生んでいるなんて世の中すごいなと

そんなこんなで、何度も心が折れそうになりながらもPM5:30生まれました

結局会陰切開もする事になってしまって残念でしたが、切開をしたらあっという間にドゥルンと産まれて痛みがすっと消えました

生まれた時の感想は思っていたよりも白い!でした

そしてかわいい~

あっという間すぎて涙こそ出なかったですが、夜に部屋で一人になった時にじーんと

家族が来てくれて嬉しかったです

旦那さまはずっと立ち会ってくれて本当に支えてもらいました

必要ないという人もいますが、sattには必要でした

ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです

産んだ後は体を拭いてもらい、着替えて食事をとりました

思っているよりも疲労感を感じず、全然眠らずに夕食も完食して友達に連絡しました

出産前の毎日のウォーキングとスクワットが意外と体力をアップさせていたのかもしれません

もうアラフォーですが、陣痛促進剤のお世話にもならずに自然分娩で元気な赤ちゃんを産めた事が一番の喜びかもしれません

14時間かかりましたが、友達には29時間という強者もいるのでまだ一般的なのかななんて思います

長くなりましたが、これからも少しずつ出産や育児について書いていこうと思います

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