断捨離系の本を今までに何回か読んできましたが、今回初めてミニマリストの方が書かれた本を読んでみました
佐々木典士(ふみお)さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」です
冒頭から物に溢れていた頃の部屋と現在の部屋のビフォーアフターの写真から始まります
他のミニマリストの方達の写真も少しだけ載っていました
全部読み終わって一番強く感じたのは、自分の目指しているのはミニマリストではないなという事でした
どんな本なのか
断捨離系の本にも色々な種類があると思いますが、この本は物を減らす手順とかあまり書いていませんでした
全体的にミニマリストになった後はどんな風に自分が変わったかという事が書かれています
元々がたくさん物を持っていた人だったので、物を捨てる事によって得られるものが大きかったようです
それからところどころに、ガンディーやアインシュタインなど偉人の言葉を使って、言いたいことを伝えていました
紹介されていた物
ミニマリストの御用達アイテムとして紹介されていたのが、アイリスオーヤマの「エアリーマットレス」です
口コミを見てみると、家庭で洗う事ができたり、高反発なので硬めが好きな人に向いているようです
三つ折りにして立てかけておけば寝汗も放出できるようです
富士通の「ScanSnap」というドキュメントスキャナも紹介されていました
こちらは紙や写真を両面スキャンする事ができるものだそうです
佐々木さんはカメラがとても好きな人なので、写真やネガフィルムをこれで大量に処分できたようです
sattは手紙や年賀状や子供の頃の文集などはガンガン捨てられる方なので、これは必要ないなと思いました
心に響くフレーズ
全てに共感できるわけではありませんが、ところどころ心に響くフレーズがありました
「人間は物にすぐ慣れて、飽きてしまうから新しい物を欲しがる」と書いてありました
本当にその通りだなと思います
素敵だなと思って買った物や服でも、常に見たり着たりしているうちに飽きてしまうという心理
ここのところが第2章でかなり細かく分析されていて、おもしろかったです
そして経験した事に対しては、飽きる事がないというのも事実だなと共感できました
物より思い出ですね!
最後に
sattはいつも断捨離系の本を読むと必ず、今まで捨てられなかった物が新たに捨てられるようになります
今回もいつもどおり布団を3枚と漫画本20冊を処分する決断ができました
佐々木さんありがとうございます
転勤族なので物を減らしたいという思いもある半面、凝り固まった考えが自分ひとりではなかなかほぐれないのも事実ですね
本の中で、佐々木さんのお宅はミニマリストのモデルハウスなので、見に来てくださいとあったのがおもしろかったです
本当に行ってる人いそうですよね
本を読んだだけでもキラキラとした楽しそうな生活が伝わってくる本でした
今は人生の停滞期かもしれないと感じている人は、読んでみるといいかもしれません