今年初めて木古内町の寒中みそぎ祭りに行ってきました!
みそぎ祭りとは?
みそぎ祭りは、天保2年(1831年)から続く神事で、毎年行修者と呼ばれる4人の若者が、1月13日から佐女川神社にこもり、何度も冷水をかぶって鍛錬を行い、15日に厳寒の津軽海峡の中でご神体を潔(きよ)め、1年の豊漁豊作などを祈願します。
このように、寒い真冬の北海道で水を浴びるという木古内町を代表するお祭なのですが、この地を離れる前に一度くらいは見てみたいなと思っていました
4人の若者は、1人ずつスライド式で毎年一人ずつ変わっていきます
なので、全員4年間の鍛錬が待っています
2017年のみそぎ祭りは晴れ
4日前に大雪が降っていましたが、今日の天気は晴れでした
地元の人の情報によると、みそぎ祭りの時は大体いつも天気がいいそうです
人手は?
今年は日曜日だったという事と、新幹線が開業してから初めてのお祭という事もあって、例年よりもだいぶ人が多かったようです
去年はお祭りを一人で見に行こうか迷いましたが、これだけ沢山の人が来ているのなら一人でいても全然大丈夫だと思いました
お祭りの流れ
お祭りは3日間で行われます
1日目は夜に参籠報告祭が佐女川神社で行われます
2日目は夜からみそぎ公園で開会式やプロジェクションマッピングなどのイベントが行われ、みそぎ公園から佐女川神社までみそぎ行列が行われます
ここで水ごりが行われ、冬花火が打ちあげられます
3日目は佐女川神社からみそぎ浜に移動して海水沐浴、水ごりをします
2日目の水ごりは一度きりで終わりではなく、寒い夜なのに何度か行われるようです
詳しくはわかりませんが・・・
それが4年続くって凄すぎです
まさに修行ですね!!
滝行よりも辛そうです
sattは3日目の海水沐浴と水ごりを見ました
始まる少し前くらいに行きましたがたくさんの人で埋め尽くされていました
想像以上の人の多さにびっくりです
木古内でこんなに人がいるのを見た事がなかったです
アナウンスで4人の行修者と海に控えている4隻の漁船の簡単な紹介がされていました
小太鼓と笛の音色が聞こえて来て、唐笠の先導者、旗を持った子供たち、行修者の一団が少し遅れてやってきました
そのまま海に真っ直ぐ向かい、海水沐浴が始まりました
皮膚が真っ赤になっていて、もう見るからに寒そうです!
マスコミの人がたくさん来ていました
何度か沖まで泳いでは戻って来るを繰り返していました
手に持っているのは御神体です
地上に戻ってきて水ごりです
掛け声をかけながら盛大に水浴びしていました
一人ずつ交代で浴び、掛けていた人が自分自身で浴びていました
最後はお客さんにも掛けていましたが、これがなかなか盛り上がっていました
この水を浴びるとご利益があるそうです
なんか水を掛けられているのに皆さん嬉しそうでした!
sattも水が掛かりましたが、なんか楽しくて幸せな気分になりました
みそぎ公園では
みそぎ公園では餅まきや奥津軽今別の方達のイベントもやっていましたが、出店も出ていました
お昼時という事もあり、寒中みそぎを見た後は皆さんそのままみそぎ公園に移動していました
皆さんのお目当ては函館和牛のコロコロステーキ
すごい行列でした
はこだて和牛炙り丼と鱈のクリームスープとローストチキンを買いました
めちゃくちゃ美味しかったです!
木古内の出店は、どうなんdesのお店と、はこだて和牛コロッケを売っているお店が美味しいです
最後に
引っ越してきたばかりの頃は全然興味が無かったのですが、いざ行ってみるとまた行ってみたいという気持ちになりました
見に来ている人の熱気や、歴史あるお祭りをみんなで盛り上げる雰囲気がいいのかもしれません
少しでも興味がある人は見にいってみてはいかがでしょうか?