猫と暮らし始めて今年で4年になります
小学生の頃から犬や猫がとても好きでした
通っていた小学校は結構遠く、子供の足だと25分もかかるところにあった為、下校途中に外で飼われている犬を何ヶ所も寄ってなでまくって帰っていたので1時間以上はかかっていました
猫を橋の下で飼った経験もあり、ダンボールで作った家に住まわせていました
その猫が一度も連れていった事がなかった自宅に自力でsattを追って来た事があり「恐るべき猫パワー」を感じた事もありました
その移動距離約950メートル、しかもsattは自転車移動でした
小さい時から猫は好きでしたが、一緒に暮らすと驚く事がたくさんありました
今日はそんな猫と暮らし始めて初めてわかった猫の行動についてお伝えしていこうと思います
トントンは2回
sattの家にルッチがやってきたのは2か月くらいの時でした
それまでは長年一人暮らしをしていたため、話し相手もいなくて自分以外の存在が部屋の中で動いている事がありませんでした
ある日、トントンと肩を叩かれました
ん?
振り向いたらルッチがソファーに座りsattの方を見ていました
えっ?今2回肩叩いた?今叩いたのルッチ?
ルッチ以外いないので、当たり前なんですが猫が肩を叩くなんて知らなかったので、とても愛おしく感じました
しかも、トントンって人間と同じで2回たたくんですね(笑)
大人になってからは、なぜかやらなくなりましたが3回くらいされた事がありますよ
驚くほど甘えん坊
もしかするとロシアンブルーのオスだからっていうのもあるかもしれません
一般的にロシアンブルーは飼い主に忠実で、犬のような猫であると言われています
メスよりもオスの方が人懐っこいというのも猫の特徴のひとつであると思います
sattのイメージしていた猫は、もっとツンツンした抱っこなんかされたくなくて、一人を満喫するにゃんこ像だったので驚きました
くっつきたいにゃんこと、一人がいいにゃんこがいるんですねー
世間では一人がいいにゃんこがクローズアップされすぎて、sattのようにくっつきたいにゃんこの存在を知らない人がたくさんいるのではないでしょうか?
一応猫を飼い始める前に、準備として猫の飼い方の本を読んでおいたのですが、その本とだいぶ違いました
初めて家に来た日もすぐに慣れて、終始ゴロゴロ言ってました
ご飯を食べる時は、一人だとあんまり食べません
ご飯の時に体や頭をなでなでしていると安心するのか、たくさん食べます
本にはご飯の時は体を触ると怒る猫がいると書かれていたので、喜ぶ猫がいるなんて思ってもいませんでした
シャンプーするとゴロゴロいう
猫を飼っている友達に、小さい時からお風呂は入れておいた方がいいよと言われていたので、出来るだけ入れるようにはしていました
最初の1年目は、震えてニャーニャー鳴きまくっていましたが、ある日を境にシャンプーをしているとゴロゴロと気持ちよさそうにするようになりました
でも、水は未だに怖がるんですがね
今ではほとんど鳴かずにシャンプーを終える事ができます
飼い主のケガを理解できる
3年前に足をケガした時に、松葉づえをついた状態で家に帰ったら猫にかなり心配をさせてしまいました
いつもだったら遊ぼう遊ぼうとアピールしてくるのですが、松葉づえがとれる2週間の間、一度も遊ぼうと言ってきませんでした
だっこしてアピールも全くしてきませんでした
足が痛くてしばらくソファで寝ていたのですが、普段ならお腹の上に乗って来たり、小さい頃は顔を踏んづけてくるほど気を使わない子なのに、その時ばかりは心配してくれたようで、ソファの近くで静かに寝ていました
そんな姿を見ると、言葉をしゃべらないのに、こんなにも自分の事を理解してくれてるんだと驚きました
心がじわーと温かくなって、動物の癒しのパワーはこんなところにあるんだなと思いました
しかし、sattが具合悪い時にルッチも病気になりました
偶然かもしれませんが、飼い主の元気が無いのを敏感に感じとってしまう、デリケートな面もあるのかもしれませんのでみなさん気を付けて下さい!
最後に
猫と暮らして、あまり旅行にも行けないし、お金ももちろんかかるし、お気に入りのソファはボロボロになるし、粗相でカーペットをだめにしたり大変な事もあります
ですが、今ではかけがえのない存在です
ルッチが来てから笑う事が多くなりました
いつまでも元気で、あっと驚く事をしでかして欲しいと願っています