ふなっしーへの愛があふれる弁護士でおなじみの大渕愛子さんが子宮頸部高度異形成で手術をするという事を発表しました
前に書いた記事体質だからではすましたくない生理痛との闘い②でも触れましたがsattはちょうど同じ病気「子宮頸部高度異形成」になり手術を体験した事があります
同じ病気になり、今まさに不安でいっぱいの方の少しでも役にたちたいと思い、どんな病気でどんな経過を辿るのか、術後はどうだったのか等、経験しないとわからない事をお伝えしようと思います
人それぞれ病気の度合いも体質も違いますが、一つの例として参考にしていただけたらと思います
そもそも子宮頸部高度異形成とは?
簡単に言ってしまえばほうっておくと子宮がんになりますよーという病気です
「がん」としての告知にはなりませんでしたが、医療保険の適用となりました
手術代金を補えるほど出ませんでしたが、足しにはなりました
詳しくは忘れてしまいましたけど、2~3万円くらいだったような・・
日帰り入院はあまりもらえないのかもしれません
手術を受けると決めた時に病院の方から医療保険には入っているかと聞かれました
その時は入ってないと思っていたのですが、親が入っていて手術当日に申請しましたが大丈夫でした
原因は何なのか?
病気になってから、その事実だけ受け止める事にいっぱいいっぱいで、原因なんて気にもしていませんでしたので、お医者さまに聞く事もありませんでしたが、今日のスッキリ!!でやっていました
原因はヒトパピローマウイルスというものだそうです
このヒトパピローマウイルスは性交渉をした事がある女性なら80~90パーセントの人がもっているウイルスらしいですが、ほとんどの人は自然と消滅するものだそうです
何らかの形で残ってしまった人が子宮頸部高度異形成になるそうです
子宮頸がんの検査で再検査
その頃ピルを飲んでいたsattは半年に一度の割合で子宮頸がんの検査を受けていました
半年前までは全く引っかからなかったのに、突然「高度異形上皮の疑い」ありの知らせが届きました
子宮頸部高度異形成は
軽度異形成→中度異形成→高度異形成
このように段階を踏んで悪くなります
しかし、sattの場合はすでに子宮頸部高度異形成だったため手術が必要となりました
中度だと経過観察となるみたいです
再検査と手術をする病院
再検査はいつもの小さい病院でしてもらいました
結果はやっぱり間違いなく手術しなきゃいけない状態との事でした
いつもの小さい病院での、手術の説明を受けました
手術方法は2つ
- 円錐切除法(1週間入院10万円札幌の小さい病院です)
- レーザー蒸散法
治る確率が高いのは1.円錐切除法
でも、これから出産をするつもりがある人は早産になりやすいという事で2.レーザー蒸散法にしようかなと思いました
この小さい病院では2.レーザー蒸散法はやっていないとの事で、ネットで調べたこの病気の手術に定評がある大きい病院に紹介状を書いてもらう事にしました
紹介状を書いてもらうと時間の短縮になるので是非書いてもらいましょう
紹介状がないまま大きい病院に行くと検査を一からするので時間がかかります
症状と手術まで
自分で感じる事ができる症状は全くありません
ですが、先生が言うには肉眼でただれている様な色の変化が確認できる状態だそうです
紹介状を持っていくと、大きい病院ではすぐに手術の日程をその日に決めました
大きい病院では手術が混んでいるので、少し待つという事もあるようですが、ちょうど次の月に空いていたので予約を入れました
- 8月再検査の紙が届く→小さい病院で再検査→紹介状をもらう
- 9月大きい病院に行って手術を予約
- 10月手術
「いつまでに手術をしなくてはいけないのか」なのですが、
「緊急という訳ではないけど、次の春まで待ってからというのは辞めてね」と言われました
比較的緩やかに進行していく病気らしいですけど、治る確率が高いのはすぐに手術をする方がいいと思ったのでそうしました
大きい病院の先生が言うには、円錐切除法で治る確率は99パーセント
レーザー蒸散法で治る確率は90パーセントだそうです
この数字は先生の今まで手術してきた人のデータ(その大きい病院の今までの成功率)から出た数字らしいのですが、結構この数字を聞いて安心できた部分が大きいです
先生ありがとうございました
手術を受けるにあたって、採血をしたり検査がありました
手術
手術は日帰り入院の手術でした
誰か家族の付き添いが必要だったので、母に頼みました
朝一番で病院に行って、すぐに部屋に入りました
部屋は3人くらいだったと思います
カーテンで仕切られていて、顔を合わせる事もなく落ち着いて過ごせました
手術着に着替えてベッドで待ちます
付き添いの母は暇なので本を持ってきていました
ベッドで注射を打たれて横になっていたらすぐに意識が無くなりました
どうやら麻酔だったようです
部屋に置いてあったベッドはガラガラとそのまま廊下を運ばれて、エレベーターで手術室へと行きました
全身麻酔なのでほぼ記憶が無いのですが、部屋を出る時とかエレベーターに乗った瞬間とか、ところどころ1秒ほど意識が戻りました
手術後
手術の直後に先生が手術室の中で、私の肩を叩き起こし、「手術終わりましたよ」と言ってくれたのですが、その時に人が6~7人いてビビりました(笑)
そんなにたくさんの人で手術してたの?!という感じです
その先生の顔を見た後はまたすぐに記憶が無く、気が付いた時はまた病室に戻っていました
全身麻酔を打つので痛みは感じませんでしたが、終わった後はなんだか下腹部がずーんと重いような鈍い痛みでした
日帰り入院は驚くほどあっさりと帰れます
金額はだいたい5万円代だったと思います
sattは麻酔にすごい弱いみたいで、目が覚めたら吐き気がして何回もトイレに駆け込みました
トイレは部屋についていたので安心でした
軽食も出ましたが、パッサパサのパンとヨーグルトが忘れられません(笑)
病院でバターたっぷりのおいしいパンなんて出てきませんよね
朝8時集合で14時くらいには病院を出たと思います
病室を出てから戻ってくるまでは1時間程だったと母から聞きました
麻酔のせいで全然起きられませんでした
手術後
家に着いてからも、眠気はとまらず3日くらいはずっと寝ていました
会社も5日休んでいたのでめちゃくちゃ回復しました
ほとんど寝ていたので、下腹部の痛みを感じる暇もありませんでした
その後再検査を受けるも引っかかる事もなく、今でもとても元気です
※直後の検査ではまだ少し引っかかる事もあるそうです
検査による早期発見が第一ですね!
その後何回も病院に通って検査を受けましたが、待合室は番号で呼ばれるし、先生もたくさんいるし、快適な通院生活を送れました
sattが手術を受けたのはNTT東日本札幌病院です
札幌で手術を受ける病院を探している人がいるなら教えてあげたいのでのせておきます
少しでも役に立ちますように!
姉のサイトです→子宮頸がん検診結果 異型扁平上皮細胞の診断について