この記事は一度はまると抜け出せない?!全てが悪いわけじゃない、だめんずとの恋3連発!①の続きです
昨日のだめんずと似たようなところがある人はいましたか?
今日はだめんず2人目です
まずは出会いから
出会いは中学生
この彼との出会いは中学生の時で、同じクラスで隣の席でした
クラスの中でも目立たないタイプでした
背が高くてガリガリでアンガールズ体型と言ったらわかりやすいでしょうか
特別たくさん話した記憶もなかったのですが、塾が一緒になったり、高校生の時のバイト先が一緒になったりと何かと共通点が多い人でした
再会したのは、これもまたあるSNSでメッセージをもらったのがきっかけでした
SNSでの再会は、本来繋がる事のなかった縁を無理やり繋げているようなものなのか、sattには悪い再会ばかり引き寄せています
これ以来、SNSで繋がったとしてもわざわざ集まって顔を合わせる事はしなくなりました
彼の感性が面白い
彼は面白い事が好きだったり、独特の感性を持ってる人で一緒に過ごす時間が楽しい人でした
ワーっと騒ぐようなタイプではなく、ぼそぼそと面白い事をいう人でした
IPPONグランプリの存在を教えてくれたのも彼でした(IPPONグランプリが夜中にやっている時はもう少し過激な解答が多くて面白かったような気がします)
趣味も多く、漫画を貸してもらったり、一緒に料理を作ったり、いいアーティストの曲を教えてもらったり
もともとバンドのボーカルをしていたらしく、あまり知られていないアーティストに詳しく、教えてもらう物は本当に素敵な物ばかりでした
バンドをしていた人というのは、どうも夢見がちなところがある様な・・・(笑)
『one piece』の大ファンでもあり、sattに強く勧めてきたのも彼でした
ある日お金を盗まれた
えっ?っと思った人もいると思いますが、見たまんまその通りです
金額は1万4千円でした
そこまで大金ではないので、そのまま別れて諦めればよかったのかもしれませんが、一人暮らしをしていると半月分の食費にも値する金額をなぜ諦めなければいけないのかと思いお金を返して欲しいと言い続けました
どんなシチュエーションで盗まれたのかといいますと、家でお酒を飲みながら話をしててトイレに行った隙にバックの中の財布から取られました
それがなぜわかったのかというと、普段の買い物は9割クレジットカードを使っている為、お札が減る事は滅多にないからでした
会社でも、鍵付きのロッカーにお財布は入っているので接したのは彼一人でした
会っている日も、探偵のように時間まで細かくスケジュール帳にメモをしていたので、明確でした
どことなく怪しいと女の勘で察していたのだと思います
もちろん本人に盗んだだろうと、問い詰めました
彼もそれを認めました
そこで借金があるという話をしていました
その話を聞いて、この男は本当にもう救いようがないなと思いましたが、お金を返してもらえるまでは連絡をとり続けようと思いました
知らない番号から電話
お金を盗まれて以来、彼からの連絡が途絶えがちになっていました
実家に住んでいると言っていましたが、sattの家に泊まる事はほとんどなく、別の女の人と住んでいるのかもしれないと疑っていました
あまり連絡して、全く連絡が取れなくなってもお金を取り戻す事ができないと思ったし、連絡しなさすぎてもそのまま音信不通になるんじゃないかと、絶妙な具合で連絡していました
そして、ある日知らない番号から何回か電話がかかってきました
いつもは出ないのですが、何回か掛かって来るという事はよっぽど用事があるんだろうと思い出てみました
女の人の声で 「○○って知ってますよね?」
satt 「はい」
女の人 「○○の妻です」
satt 「えっ?!!」
そうなんです、彼は妻子持ちの人でした
最初奥さんは、sattが既婚者だと知っていて彼と付き合っているのかと思っていました
そこからは紐がスルスルとほどけていくように、付き合い始めてからの疑問が全て溶けていきました
- 今までに何度も浮気を繰り返している事
- 付き合った女性のお金に何度も手を付けている事
- 本当に多額の借金がある事
- 両親が離婚した事により、女性に対する歪んだ気持ちを持っている事
sattは貸していた物と、お金を返してくれればもう会わないという約束をしました
どうせ彼にお金を渡してもsattに渡らないから、直接会って渡したいという事で次の日待ち合わせをしました
この電話を切った後、あまりの出来事に呆然としてしまい、ソファに座ったまま30分も放心状態になっていました
女性がいるかもと思ってはいましたが、まさか子供までいるとは思いませんでした
付き合って欲しいと言ってきたのは彼の方ですし、結婚しているのか?という質問もしたことがありました
妻との待ち合わせ
自分自身に悪いところは無いにしても、変な緊張感のある待ち合わせでした
奥さんだってわざわざ旦那の浮気相手に「勝手に消費されていたお金」を返却になんて来たくないだろうに・・・
奥さんはsattに言いました
「(旦那を)欲しいならあげるよ」と
もちろん「いりません」と即答しました(笑)
彼の奥さんはとてもいい人でした
なんでこんないい人の人生が被害にあっているのだろうと思いました
奥さんはsattと同じ被害者でした
結婚したら少しはまともになってくれるのではないか、という気持ちで結婚したそうですが願いは届かず
だめんずは一生治らないのかもしれません
奥さんと会って一つ気になった事がありました
奥さんの顔が大きく歪んでいた事です
大きなストレスを抱えた生活は心のバランスも顔のバランスも歪ませてしまうのかもしれません
彼との別れ
その後、彼からの連絡はありませんでした
本人に言いたい文句はたっくさんありましたが、消化できずになかなか苦しい別れとなりました
一緒に過ごした楽しかった時間や好きだった気持ちは、まわりの友達には伝わらないものです
全てが最悪の男としてまとめられてしまいます
騙されて腹立たしい気持ちと、人との別れが来て悲しい気持ちと、奥さんの存在を知って驚く気持ちとが入り交ざってなかなか整理がつかないのです
言いたい事を本人に吐き出してから別れるというのはなんて健全な別れなんだと、この時痛感しました
そして、早く次の人をみつけてこの彼を忘れようと思うのですが、また次の彼も「だめんず」なのでした(笑)
続きはまた明日になります