2017年8月5日に初めて青森県五所川原市のお祭り「立佞武多(たちねぷた)」を見に行きました
青森県で一番有名なのは青森市のねぶた祭りだと思いますが、その他に弘前市と五所川原市でもねぷたをやっています
北海道民のsattは知らなかったのですが、せっかく道南にいるので一度見に行ってみたくなり、今年行く事にしました
お祭りの時期はいつもより混んでいますが、北海道方面からの新幹線は満席ではありませんでした
青森県のお祭を見に行ってきたという北海道の友達はいないので、お祭をわざわざ見に行くという概念がないのかもしれないですね
北海道のよさこい祭りよりも、地元の人の為のお祭りという雰囲気が感じられます
送迎バス
お祭りは五所川原駅のすぐ近くで行われました
黒い点線が立佞武多が回るコースなんですが、そんなに長くありませんでした
sattは車で行ったのですが、ショッピングセンターのELM(エルム)の無料駐車場に停めて、そこから臨時バスに乗っていきました
往復で400円です
乗車券を買ってシャトルバスの列に並びました
何時何分にバスが出るとか決まっていなくて、ピストンで乗れるので並んでから乗れるまで5分程度でした
ショッピングセンターELMに到着したのが17:30ですが、駐車場はまだまだ余裕がありそうでした
立佞武多が始まるのが19:00
シャトルバスに乗った時間は18:30です
お祭りといえば屋台がたくさんあるイメージですが、五所川原のお祭ではあまり見かけませんでした
ELMで焼き鳥と惣菜パンを買っていきましたが、正解でした
ELMには食事ができるところがたくさんあるので、食べてから行くというのもいいと思います
行きのバスはすんなり乗れて5分もしないで到着するので快適でしたが、帰りのバスは待ち時間がすごかったです
お祭をすべて見てから停留場まで向かったのですが、20分近く待つ事になりました
ELMから臨時バスの停留所は平坦な道なので、帰りのバスの乗車券は買わずに歩けばよかったと思いました
立佞武多
最初のねぷたはパトカーに先導されてきました
一周1時間ほどかけてゆっくりと回るので、待っている場所によって始まってもなかなか来ない状態が続きます
最初のねぷたが来てから最後のねぷたが来るまで1時間ほどでした
なので、スタート地点で見ている人は20時くらいで終わりますが、ゴール地点で見ている人は21時くらいで終わります
キャラクターものが時々通ります
太鼓の音と「ヤッテマレ、ヤッテマレ」の掛け声が賑やかに近づいてきます
五所川原市のPRキャラクターの「ごしょりん」
この立佞武多は2015年に造られたもの
毎年大型の立佞武多は一台だけ新作がつくられる事になっていて、1年前と2年前に造った合計3台が運行されるそうです
電柱よりも大きく、およそ高さ23メートルもあるそうです
だいたい七階建てのビルくらいだそうで、迫力満点です
後ろから必死に押している人達の後ろ姿、かっこよかったです
ねぷたの合間には、仮装している人や踊りを踊っている人が練り歩いてきます
2016年の立佞武多
安土桃山時代の女性芸能者「出雲阿国(いずものおくに)」
今回の3台の大型立佞武多の中で一番好きでした
後ろから見る傘もまた美しかったです
2017年の立佞武多
アップにするとすごい迫力ですね
地元の学生さんが踊っていました
五所川原の立佞武多は、大きすぎて交差点でクルクル回ったりはしませんが、圧倒的な大きさで魅了されました
1時間ほどで見終わるので最後まで飽きないというのもいいと思います
青森市や弘前市と違ってそこまで見に来ている人が多くないので、有料観覧席ではなくてもよく見える場所はたくさんあります
有名になり過ぎる前に是非一度行ってみてはいかがでしょうか